製造業で役立つ国家資格を紹介していきます。
<浄化槽設備士>
浄化槽法に基づき、浄化槽工事業者が浄化槽の設置工事を行うとき、これを現場で監督する者に必要な国家資格。
施工図の作成や施工の管理・監督など高度な知識・技能を有している専門家です。
環境や公衆衛生を保つために欠かせない資格です。
資格取得には二つの方法があります。
① 国家資格に合格する
・受験資格:一定の実務経験が必要
次のA・B・Cのいづれかに該当する者
A.学歴と必要な実務経験年数(※詳細は公益財団法人 日本環境整備教育センターのHPにて確認出来ます)
B.建設業法による1級または2級管工事施工管理技術検定に合格した者。
C.職業能力開発促進法(旧職業訓練法)による技術検定のうち、検定職種を1級または2級配管(建築配管作業)に合格した者。
・試験は年に1回(7月頃)行われ、学科試験と実地試験がある。
<学科試験>
機械工学・衛生工学等:浄化槽工事を行うために必要な機械工学、衛生工学、電気工学および建築学に関する知識を有すること。
設計図書を正確に読み取るための知識を有すること。
汚水処理法等:汚水の処理方法に関する知識を有すること。浄化槽の構造と機能に関する知識を有すること。
施工管理法:浄化槽工事の施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する知識を有すること。
法規:浄化槽工事を行うために必要な法令に関する知識を有すること。
<実地試験>
施工管理法:設計図書で要求される浄化槽の性能を確保するために設計図書を正確に理解し、
浄化槽の施工図を適正に作成、及び必要な器材の選定、配置等を適切に行うことができる応用能力を有すること。
・試験地:宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県(試験地によって試験期間や申請の受付期間は異なります)
② 管工事施工管理技士の資格を持って、講習会を修了し、効果評定に合格することで取得する
・受講資格:1級または2級管工事施工管理技士の資格を有する者
・講習期間:37時間の講義動画を講習期間(2ヶ月 教材視聴期間7週間(49日間))内でオンデマンド視聴する。
1.浄化槽概論(8時間) 2.法規(3時間) 3.浄化槽の構造及び機能(15時間) 4.浄化槽施工管理法(8時間) 5.浄化槽の保守点検及び清掃概論(3時間)
浄化槽管理士資格取得者で受講一部免除を選択する方は、1と5の教科目が免除されます。
・開催地:札幌・東京・大阪・福岡
場所によって講習期間、オンライン申請受付期間、効果評定日が異なります。
(公益財団法人 日本環境整備教育センター:
https://www.jeces.or.jp/ )
浄化槽管理士の資格は、環境や公衆衛生を保つために欠かせない資格です。
すでに建設・設備関係の仕事をしている人が、キャリアアップのために取得することが多い資格でもあります。